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健康経営コラム

従業員への配慮|ストレスやメタボの予防の基本

 

会社組織で従業員のストレスマネジメントをするということは、労災などのリスクマネジメントだけではなく、従業員個々のパフォーマンスを発揮しやすい状態にマネジメントするというプラスの側面があります。それは企業側だけでなく従業員側にとっても価値あることです。従業員の心身の健康管理において管理者が知っておくべき従業員への配慮についてご紹介します。

目次

予防の基本

健康の三要素は栄養、休養、運動ですが、その中でも休養は仕事とのバランスが関係しますので、休養・睡眠とパフォーマンスについて簡単に触れておきます。

休養

休養とは文字通り「休む」ことと「養う」ことを意味しています。「休む」は心身の疲労をとりエネルギーを充電することで、一方「養う」は趣味や楽しみなどを通して豊かで余裕のある心持ちにすることです。充分休養がとれない働き方は、心身の健康問題につながるばかりか、仕事の効率や質を低下させます。日ごろの職場管理において、休養が充分とれるような配慮が必要です。

また、昼休みや移動中にスマホを見てはメールしたり仕事に必要な資料を目に通すなど仕事をしている人が少なくありません。いくら仕事場を離れて座り身体は休ませていますが脳は働いている状態です。これは車のアイドリングと同じでスイッチがONのままです。これでは頭がオーバーヒートしてしまい、仕事の効率をよくするどころか逆効果です。何もしないボーッとすることは脳科学的に「デフォルトモード・ネットワーク」といっていいアイデアやひらめきが生まれやすくなります。よって健康面と生産性の側面から休むことはとても意味があることです。

睡眠

睡眠は身体と脳の休息のために不可欠なものです。睡眠不足で身体と脳が充分休息できていないと日中に眠気が生じ、それが作業効率の低下、情緒不安定、行動や判断のミスにつながります。実際に睡眠不足により労働災害や交通事故が発生しています。さらに睡眠不足が長期にわたると、交感神経系優位が持続されるため疲労蓄積や循環器系への負担増をもたらし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、循環器系障害、脳血管障害を誘発するといわれています。また、うつ病のリスクを高めることもわかっています。

快適な睡眠のためには、1)生活リズムをつくる、2)寝る前にリラックスする、3)睡眠についての考えを変える という健康法がありますので、自律神経が整うように習慣化するよう各自が努めると同時に、管理者は従業員の健康状態と合わせて生活の乱れがないかも時々何気ない会話の中で聞くように心がけましょう。

<睡眠健康法>
1.生活リズムをつくる
 ・毎日(休日も)同じ時刻に起きる
 ・就寝時刻を決め、1時間前からベッドタイムとする
 ・早起きして体を動かすなど朝のルーティンをつくる
 ・昼寝は30分以上は避け、眠たい場合は10分~15分とる

2.寝る前にリラックスする
 ・3時間前からカフェイン、タバコ、アルコールを止める
 ・2時間前からは静かに過ごす(勉強や仕事をしない)
 ・ぬるめのお風呂にゆっくり入る
 ・毎日同じ時刻に夕食をとる(寝る前に食べない)
 ・積極的にリラックスする
 ・暗く、静かで、適温の心地よい部屋で寝る

3.睡眠についての考え方を変える
 ・時間の長さにこだわらない
 ・眠れなくてもすぐに悪影響は出ない(と居直る)
 ・寝不足は次の日に解消できる
 ・寝る前に良い考えは浮かばない(考え事は明日にのばす)

※足立淑子『ぐっすり眠る』より

過重労働の防止

職場には従業員自身ではコントロールできない職場特有の健康障害因子が存在します。このため管理者は従業員を障害因子から守り、健康の維持管理のためにハード面(作業場所の安全と健康の確保)とソフト面(働き方)のマネジメントが必要となります。

過重労働防止対策

働き方改革関連法が施行されてからは、作業管理を徹底する企業が増え、また健康経営に取り組んでいるところも出てきたことから、過重労働防止対策の主な3つである 1)時間外労働の削減、2)年次有給休暇の取得促進、3)従業員の健康管理に係る措置の徹底 を実践されるようになってきました。が、まだ不十分な会社は下記のリンクをご参考ください。

過重労働とライフスタイル

過重労働とメタボリックシンドローム

過重労働による健康障害は「過重労働という負荷」が存在するだけでは発生しません。健康障害が発生するには、生体側の内部においてすでに相応の条件が成立している必要があり、ここに外部条件として過重労働が加わることにより発生するという構図になります。

過労死の一般的定義においても、‘過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化、脳血管疾患や虚血性心疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能または死に至った状態’であることから、過労死が発生するためには、生体側に動脈硬化が基礎疾患として存在していることが前提条件となります。ということから、動脈硬化を引き起こす様々な疾患群やそれを促進させる不健康な生活スタイルの是正は、職場における健康管理の対象として、きわめてプライオリティの高いものであるということになります。

動脈硬化系の疾患群は、高血圧、高脂血症、糖尿病など、本人の健康管理意識があり予防知識さえ持っていれば適切に管理できる疾患群ですので、従業員に合わせた予防活動を展開すれば効果を期待できる活動として取り組むことができます。


弊社コーチングサプリでは、従業員の健康意識を高めるなどヘルスリテラシーを高め、ライフスタイルを改善する社内研修や運動のイベントなどを行っていますので、従業員の心身の健康を改善したいとお考えの企業さまはお問い合わせください。

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