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健康経営コラム

健康経営とSDGsの関係


健康経営とSDGsは親和性が高く、
ともに社会問題の解決と企業の競争力の向上を両立させ、
企業と社会の双方に共通価値を創造することを目的としています。

それがどういうことかを
健康経営会議実行委員会が本日開催のウェビナーで紹介されていましたので
簡単にシェアさせていただきます。




目次

大きな変化を求められる21世紀

1.人口爆発
 1945年と2020年を比べてみると…
 ・地球生活圏:82億ha→82億ha(変化なし)
 ・国の数:51か国→196か国
 ・世界人口:25億人→78億人 

2.気候危機
 人間の体温にたとえると5度に相当する位に地球の平均気温が上昇

3.生物多様性の喪失
 自然がもたらすサービスの経済的価値はなんと約1京4,000億円/年
 
今まで人間は自然・資源・生態系サービスを所与のものとして利用し発展してきたが、環境を保全し、資源を管理しながら地球資源の秩序ある利用が迫られています。

企業の持続可能性を左右する要素

経営を考える上で重要なファクターは大きく2つあります。

1つは、定量的なIR・財務の領域です。
・資本金
・時価総額
・売上高
・従業員数
・固定費/変動比率
・経常利益率
・市場シェア
・キャッシュフロー
・在庫回転率
・資本回転率
・EVA 
など可視化・比較が可能であり、ある時点における評価です。

もう1つは、定性的な無形資本の領域です。
・経営者の人格・健康・指導力
・経営チームの団結・向学心
・社員のモチベーション・多様性
・技術開発力・応用力
・BCPの質・レジリエンス
・商品・サービスの質/耐久性
・ステークホルダーとの信頼関係
・企業文化・風土
・公正で透明な人事
・社内のデータ管理
・知的財産活用
など可視化・比較が困難であり、形成に至る経緯の評価です。

財務の方は右脳、非財務の方は左脳というイメージです。

経営にSDGsを実装する

社会のゴールに企業のゴールを近づけることが、経営にSDG’sを実装するということになります。

例えば、大手化学メーカーの花王㈱の場合…

社会のゴール「多くの生き物が暮らす美しい海」
  ↓
解決すべき問題「海洋プラスチック」
  ↓
解決策「プラスチック容器の見直し」
  ↓
事業戦略「プラスチック使用料を74%削減」
  ↓
事業戦術
①経費削減:原材料・輸送費・保管費の大幅削減
②消費者のメリット:使いやすさ・廃棄しやすさ
③資材の循環活用:共通デザイン+再生紙

将来、社会がどうなるのか、どうなりたいのかを先を見越したバックキャスティングで考え、長期社会ビジョンで組織づくりを行うことが必要となります。

人材(管理コスト)から人財(資本投資)へ

健康経営は人資本をいかに最大化するかということです。

人をコストとして捉えてしまうと、いかに削減するかという発想になりますが、人資本と考えれば、いかに資本を増やすか、投資するか、差別化するかに思考が働くようになります。

中小企業の課題

①2025年問題
 ・2025年までに経営者の3分の2が70歳超えに
 ・そのうちの半分(127万人)が後継者未定
②企業間での人財配置と流動化
 副業や正社員の個人事業主化などが加速

企業が人財確保するには、共感と生きがいで「社会貢献・会社貢献」へのコミットメントが高まる企業理念とビジョンがより求められますし、それがなければ企業の持続的成長も危うくなる恐れがあります。

健康経営の戦略視点は、企業利益=社会利益であり、その前提として社員の利益(ベネフィット)であるウェルビーイングも企業側が重きに置いて、企業のミッションを果たすことが健康経営を取り組む目的と言えます。
 

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