ビジョンを描く問いを共有する
年が明けて2週間が経ちました。
皆さん、初詣で何を願いましたでしょうか?
多くの人は「今年は~になりますように」と心の中でつぶやくと思いますが、願望と決意表明に大きく分けることができます。
決意表明は明確な目標であるのに対し、願望は「こうなるといいな」と抽象度が高く神頼みの要素があります。
コーチングは神頼み(他責)ではなく主体的に自分の行動で手に入れるツールのため、例えば1年の計画を作るのもビジョンを描くことから始めます。
『ビジョンを描く』というと壮大なことだったり、何年も先のことを考えないといけないのではと思われがちですが、全くそんなことありません。
例えば、「今週末は家族とのんびり過ごしたい」としたら。。。
Q.のんびり過ごすとはどこで何をして過ごすのか?
Q.家族とどんな話ができるといいか?
Q.のんびり過ごした日の夜は、家族がどんな状態になっているのが望ましいか?
Q.のんびり過ごすために金曜日までにやっておかないといけないのは何か?
Q.金曜日までにやるべきことを片付けるための優先順位は?
と自問自答したり、頭の片隅に考えたりしませんか。
実は私たちは短期的なビジョンを常日頃描いています。
ただ、頭の中で考えるだけではすぐ他の事で上書きされて
自分が本当にしたいことが何なのかが曖昧になってしまうものです。
なので、メモをとったり誰かに話を聞いてもらうなどアウトプットすることが必要になります。
より良いのは話を聞いてもらうことです。とくに迷っていたり、情報が乏しいときです。
ちょうど一昨日に私が体験した例ですが、
新たにパソコンを買おうと家電量販店に行き、あるメーカーのものを買うことは決めていましたが、いろんな種類があるし、製品に詳しくありません。
なので店員さんがずっとつきっきりで
Q.どんなソフトが入っているといいですか?
Q.どのくらいのスペックが必要ですか?
など製品選びに必要なポイントをヒアリングしてくれたおかげで、パソコンを買うことができました。
アイデアはメモに書き込んでいくだけでは広がらず、話し相手がいることで「そういえば・・・」と気が付いたりひらめいたりすることができます。
答えを与えるのではなく、問いを共有する。
まるで「どうしたら残業がなくなるんだろうね~?」とつぶやくかのように。
おぼろげに思っていることをふと口にすることからでもいいんじゃないでしょうか。
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