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職場でのコーチング活用術

学習の妨げと学習タイプを理解して成長を促す


コーチングは目指したいゴールに向かう過程で到達するべき
目標(通過点)をクリアするために必要な能力・スキル、ツール、行動を
備えることを促進する対話であり学習(習慣化)のツールです。

仕事でも人生でも取り巻く環境や考え方は月日とともに変わり、
新しいことを学んでいかざるを得ません。

電話一つとっても固定電話からポケベル、ガラケー、
さらに電話以外の機能もあるスマホを使いこなすには
学習(経験を積む)が必要であるように。

企画書を作るにしても、昔は手がき、ワープロ、
パソコンでワード、パワーポイント、動画・・・。

仕事を通じて私たちは経験と新しい知識を得て
常に学習を繰り返しています。

ただ、その学習が役立てられるようになればいいのですが、
思うようにいかないこともあります。

そこで、学習を促進する上で知っておきたいことをご紹介します。


目次

学習とは何か

学習とは、学んだことや習ったことを無意識に使えたり再現できるようになることです。

学習サイクル

人(脳)は習慣化された行動をするのを好むため、行動変容をする際、新しいものを身に付けるには、いかに意識して新たな行動を繰り返すかがカギです。

1段階「無意識の無能」=自分が何かを知らないことに気づいていない状態
 ↓
2段階「意識的な無能」=自分の能力のなさに気づいた状態
 ↓
3段階「意識的な有能」=学習した記憶を頼りに、教えられたとおりに物事を行う状態
 ↓
4段階「無意識的な有能」=何も考えずにできる状態(習慣化)

学習のレベル

学校の定期試験であれば、決められた範囲のことを記憶さえすれば、まずまずの点を取ることができます。

しかし仕事は学んだことを必要なときに適切に使いこなせないと意味を成しません。

要するに学習には知識のレベルというものがあります。

①知識=情報を学び、それを思い出したり記憶すること
 ↓
②理解=情報を覚えているだけでなく、解釈や理解すること
 ↓
③応用=情報を問題解決のために利用できること
 ↓
④分析=情報を分割し、そこから推論できること
 ↓
⑤統合=獲得した知識や情報を、新しい状況に応用、活用できること
 ↓
⑥評価=あるアイデアのメリットを判断し、自分なりの考え方を提供できること
    (最も高いレベルの学習)

学習の障害

自分が好きなことや興味あること、得意なことであれば頑張らなくても夢中になって習得しようとしますが、仕事となればそうでないことでもやっていかなければなりません。

上司はそんな学習意欲が低い部下に対しては、なぜそうなのかを察知し、それに合った対応をする必要があります。

<学習の障害と対処法>
①過去の嫌な経験 → 今と過去は違うことと実際に何をするかを説明する

②自信の無さ → 自信を高めるのを支援する

③モチベーションの欠如 → 習得する意義やその先に何があるかを問いかける

④変化への恐怖 → 変化することをどう捉えているかを考慮し、新たな変化によって
          どんな成果や結果が生まれるかを明確に伝える

⑤失敗への恐怖 → 失敗は悪いことではないことを理解させ、
          チャレンジの機会を増やす

⑥肉体的・精神的な状態 → 勤務状況や生活習慣が適切か、悩み事を抱えていないかを
              確認する。学習に集中できるよう環境を整えたり、
              気分転換や休憩を適度に取り入れる

学習スタイル

学習スタイルとは、その人の気質や思考・行動パターンごとに合った効果的な習得方法や特性のことです。

例えば、勉強をする際にテキストを読みながら覚えるのが得意の人もいれば、書き写しながらの方が覚えやすい人もいます。

教える側が自分がやってきた方法で教えるのではなく、学ぶ側の特性に合った方法で学ばせてあげると学習効果を得やすくなります。

その特性を見極める切り口を下記にまとめました。

学習スタイルの好みとスタイル別対処法

『性急型』= 物事を最小限の時間で素早く確実に片付けたい
       口ぐせは「急がないと」「時間を無駄にしたくない」
       →早くやろうとするエネルギーはどこから生まれるものかを話し合う

『努力型』= 成功よりも努力したことで満足しがち
       口ぐせは「頑張る」
       →頑張ることをほめないで、決めたことができたことをほめる

『強がり型』= 何でも自分の力だけで行いたい
        口ぐせは「私がします」
        →本人から相談や質問などがない限り、本人に任せてやらせる

『完璧主義』= 優秀さと完璧さを目指し、ミスなく行いたい
        口ぐせは「完璧だ」「当たり前」
        →完璧を求めるのではなく、基準を設ける。
         完璧がすべてではないことを話し合う

『気に入られたい型』= 人に喜ばれそうなことを見つけて提供したい
            口ぐせは「これで構いませんか?」
            →本人の希望を考えさせる
    


優位感覚とタイプ別勉強法

『聴覚系』= 耳で聞いて学習することが得意
       →自分で本を読んだり、講演を聞く

『言語感覚系』= 言葉の意味・定義を理解してから学ぶのが得意
         →誰かとディスカッションをしたり、他の事と関連付ける

『触覚系』= 体を使ったり体験することで学ぶのが得意
       →実験やロールプレイなど体験させる

『視覚系』= 目で見て覚えるのが得意
       →表、グラフ、チャートなどパッと目で見てわかりやすい資料を用意したり、
        ノートのまとめ方を工夫させる


優位感覚は日頃の仕事で指示を出したい、何か頼みたい時にも使えます。

聴覚系の人には電話で、視覚系の人には絵を描いたメモで伝えると
頭に入りやすいようです。

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