エグゼクティブ・コーチングを受ける人の共通点
中小企業の組織活性化のビジネスコーチングを行っていますが、その中でも今私が扱っている案件が最も多いのがエグゼクティブ・コーチングです。
テーマの異なる数名の中小企業の社長さんのコーチをさせていただいていて、それがとてもワクワクしています。なぜかというと、ご自身のことも会社のことも他責でなく自責で受け止められているからです。そして、私コーチからの話を素直に聞き、ネガティブなことを発せず何らかのアクションを次のセッション(コーチとの対話)までにしっかり行動を起こされるからです。
中小企業の社長さんは創業者かオーナー家の後継者であり、ワンマン気質。そのため、「自分の考えが正しい、自分に悪いところはない」というスタンスの人が少なくありません。なので、他人に自分と異なる考え・意見を受け入れ難い傾向が過去のエグゼクティブ・コーチングを通じて感じていました。
コーチング用語に『コーチャブル』(コーチングが機能する)というのがあります。コーチングによって成長する人もいれば、残念ながらそうでない人がいます。GoogleのCEOなどをコーチングしたビル・キャンベルによれば、コーチャブルな資質は「正直さ」「謙虚さ」とあきらめず努力を厭わない姿勢」「常に学ぼうとする意欲」だそうです。
いかに自分の弱い部分をさらけ出すことができるか。それができる関係づくりがコーチ側の能力だとしたら、最近コーチャブルな経営者が多いのはコーチである自分の対話のスキルが上がったと捉えられます。そうだとうれしいんですけど、ゴールデンウィーク休業中はコーチングの復習とZOOMの活用を学ぼうと思います。
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