人材育成に使える手法③ ~役割の力~

ある実験で、学生に囚人と看守の役を与えました。

 

囚人役は、囚人服に着替え、キャンパスの地下室に作られた刑務所へ。

看守役は、制服に着替え、囚人役を監視。さらに囚人役に腕立て伏せを強要、

夜も眠らせないようにした。

 

すると実験後すぐ、

囚人役だった生徒は看守役に対して服従的な態度をとるようになった。

 

つまり、持って生まれた性格とは関係なく、

役割によって意識や態度が変わるということです。

 

もし、部下にこうなってほしいというものがあるのなら、

その期待を伝えるのと合わせて役割を与えると効果的です。

 

人は空気を読んで周囲が期待している行動をとろうとするからです。

教師が生徒を「この子はどうせ不良だから」とあきらめた態度で接すると

その生徒は本当はそうではなくても不良の態度をとるようになるものです。