経営者らにお願いし、自社の従業員に
「今の仕事について面白さを感じていますか?」
という質問をしてもらいました。
「仕事が面白くない」「自分たちの仕事はいくら工夫をしても意味がない」
とネガティブな回答をした従業員にさらに次の質問をしてもらいました。
質問①「なぜそのような仕事観を持っているのか?」
質問②「そう考えることで、仕事にどう役立っているか?」
この2つの質問のうちどちらかは従業員に気づきを与えることができました。
その質問は②です!
質問①はそう考える理由を問うもので、
ほとんどの従業員が自分の考えをより強固なものにしてしまいました。
それに対し質問②はそう考えるメリットを問うもので、
ほとんどの従業員はメリットがないことに気づき、
その一部の人は、「どうすれば、仕事を面白くできるだろうか?」
と考えるようになりました。
人の考えは、
・理由を尋ねると強化する
・目的を尋ねると軟化する
傾向があるようです。
池田貴将 著『図解モチベーション大百科』より
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