生徒をあえて下の名前で呼ぶ学校

私は講師派遣会社とも契約をしていて、

愛知、岐阜、三重、静岡、長野などの高校へ

コミュニケーションなどの授業を引き受けることがあります。

 

同じ学校でも学年ごとクラスごとによって生徒の様子は様々ですし、

学校ごとでも生徒の様子や先生の指導スタイルも様々です。

 

7年ほどこの仕事を請け負っていますが、

先日初めて伺った福井県のある高校で初めて目にした光景がありました。

 

それは、先生が生徒を下の名前で呼ぶことです。

 

最近は学校指導要領に全生徒に対して苗字で呼ぶことを推奨されているせいか

どの学校へ行ってもそうでしたし、とくに違和感は感じませんでした。

(私が10代の頃は下の名前で呼ばれて子がいましたけど)

 

ところがその高校のある先生が何人かの生徒を呼ぶ際に

どの生徒のことも下の名前で呼ぶのです。

今までの学校とは全く逆のスタイルだったのですぐに「あれ?」と気づきました。

 

さすがに気になって先生にどうして下の名前で呼ぶのか聞いてみました。

 

「その方が生徒の距離が近くになるじゃないですか」

 

どうやらその学校は他の先生も下の名前で呼んでいるそうです。

先生同士でそう取り決め、

生徒あるいは親御さんにもその旨を伝えてのことだと思います。

 

企業でも肩書を付けて呼ぶ会社と、社長であろうとさん付けで呼ぶ会社もあります。

名前の呼び方ひとつでその場の風土が変わることもありますので、

コミュニケーションがとりやすくなるのなら

そこは「こうすべき」と型にはめるのではなく、

関係性に合った呼び方をするのがいいんだろうなと

あらためて考えた機会となりました。