雑談力アップ① ~雑談の意義~

一昔前は仕事中におしゃべりしていると、

「無駄話をするな!」「しゃべっている暇があるなら手を動かせ!」

と注意を受けたものです。

 

実際に3,4年前にある営業部隊の報連相促進をテーマとしたコーチングをした際、

そのような企業風土が見受けられました。

そこで、会社の上層部から仕事中(といっても喫煙タイムなど)に

部下に対して仕事の話ではなくプライベートの話をすることを提案しました。

すると、プライベートの会話をきっかけについでに

仕事で困っていることや抱えている案件などの話を

自然と部下からするようになりました。

 

この会社のように、報連相が少ない会社というのは

雑談が少ないことが起因している場合が多々あります。

 

要するに雑談は組織の大事なコミュニケーションの1つであるということです。

 

酒井譲氏の著書「ご機嫌な職場」によると、

組織には下記の5つのコミュニケーションがあり、

・人間関係維持型

・個別対応型

・対話型

・問題対応型

・情報伝達型

どれも必要なコミュニケーションである。

 

雑談は人間関係維持型に該当し、非公式なコミュニケーションではあるが

対話を促進する自由なムードを作るのに欠かせないものです。

 

今年5月からモチベーション&コミュニケーション㈱主催の

雑談トーク講座の講師を務めていますが、

受講者の多くは「仕事で雑談ができるようになりたい」と言います。

仕事をしやすくするには雑談が必要であることを肌で感じている証拠ですね。

お金を払ってでも雑談力を身に付けようとするのは今の時代ならではであり、

生身のコミュニケーションを必要とする姿勢が若い人にあるのは

非常に喜ばしいことだと思います。