忘れかけたハングリー精神

最近行った弊社主催のセミナーに

建設会社や食品製造販売会社、自動車部品製造会社などの

教育担当者や中間管理職の方がご参加されました。

 

セミナーの最中に、人材の問題として新卒の離職が話題になり、

「立ち仕事で疲れるから辞めたい」

「残業が多く、親に相談したら転職を勧められた」

と新入社員から相談を受けることがあるようです。

 

仕事なんだから疲れるのは当たり前とか残業は当たり前、

という考え方は俗に言う「ゆとり世代」には通用しないということです。

 

セミナーに参加された人たちが「そうそう」と共感し

どうしたら離職を防止できるか、頭を抱えています。

 

そんな中、お一人がこれまで話とは真逆のエピソードをシェアされました。

 

部署を変えてもらえませんか?と部下から相談され、

1対1でじっくり話を聞いていくと

「今の部署では残業が少なく、今の給料では家にお金を入れるには足りないんです。

 だから、もっと給料のいい部署に異動したいんです」

 

どうやらその部下は家庭の事情で自分の給料を家に回しているらしく、

仕事内容にはこだわらずとにかく少しでも給料のいい部署で働きたい

という思いだったようです。

 

この話を聞いて、ハングリー精神という言葉が頭に浮かんできましたし、

今の時代でもそうやって苦労して家のために頑張っている若い人がいることに感動しました。

 

ハングリー精神という視点で見た場合、

今の若い人たちにはハングリー精神、、、死に物狂いで働くという思いは

皆無に近い感じがします。

 

どんな家庭環境でも働きやすい「働き方改革」が推進されていますが、

その一方でハングリー精神と言いますか、仕事に対する意欲が湧く取り組みも

併せて行う必要性をあらためて感じました。