スポーツ界のパワハラ問題を教訓に

東京オリンピックを2年後に迫ってきている今年は、

レスリング、ボクシング、そしていま体操が協会・指導者と選手間の

パワハラ問題でメディアを賑わしています。

 

真実は当事者にしかわからないにしても

スポーツの各協会理事長・理事は現役選手の頃に軍隊に近い厳しい指導を受け

そして日本代表選手として結果を出している人が多く、

そのやり方が当たり前と思ってきた方が世代的に多いと思います。

 

尚且つ権力を持つ立場に立つことで公の協会であり選手のための協会なのに

いつの間にか権力を持つ人たちのための協会にすり替わっているように見えます。

 

他人の過ちは指摘できるのに自分の過ちは気づかない

 

協会の役員と選手の構図は、企業の役員と社員の構図に置き換えて考えることができるので

私たちはそういったニュースを事例の一つとして話題にできるいい機会となっています。

 

先日ある見込客の会社のナンバー2の立場の人とスポーツ界のパワハラ問題の話が出ました。

 

「うちの社長もオラオラ系なのに、社長と同じオラオラ系の社員のことを毛嫌いするし、

 そういった態度が許せないようです。

 でも社長もその社員と全く同じなんですが、なぜか気づいていないんです」

 

と嘆いていました。

 

人は自分には甘く他人に厳しい生き物だと古くから言われていますが

まさにその通りです。

 

一つの組織が、ある一人の人間の思うがままに動かせるようになっている状態は

組織として全く機能しておらず、中間管理職を通じて見えない力が働くことで

そのしわ寄せが有望な選手や社員を潰すことになってしまいます。

 

組織の問題を公にさらすことなく、組織内でそれぞれの立場で思っていることや

感じていることを自由に話しせ、プレーヤーと組織が協力し合って

実現したいことを手に入れられるにはどうしたらいいかを一緒に考えられる体制を作っていただき、

選手は競技に集中できる環境の下、東京オリンピックに向け、技を磨いて

一人でも多くの人に表彰台に上ってほしいです。