今どきの経営者のコミュニケーションタイプ

私は研修専門の講師ではありませんが、時々講師の仕事をさせてもらうことがあります。

 

コミュニケーションに関するテーマが5割以上。

社長さんを対象とした講演・セミナーの場合、『コミュニケーションタイプ』を

取り上げさせていただきます。

 

社長さんのコミュニケーションのとり方について

その下で働く従業員は、本当はもっとこう接してほしいというのがあっても

社長にネガティブなフィードバックをすることはなかなかできないからです。

 

社長さんに自分のコミュニケーションのとり方の傾向や

その背景にある思考や行動パターンを認識してもらうことを意図として

ご自分のコミュニケーションタイプがどのタイプかを知るアセスメントを行います。

 

コミュニケーションタイプは

・コントローラータイプ・・・自分の思い通りにしたい

・プロモータータイプ・・・周りに影響を与えたい

・サポータータイプ・・・周りとの合意を大事にしたい

・アナライザータイプ・・・物事を正しく行いたい

の4つのタイプに分かれます。

 

セミナーでこのタイプ分けを受講者にやってもらうと

必ずどのタイプだったかをタイプごとに集計するのですが、

10年前と最近とでは傾向が変わってきたように感じます。

 

10年前は、コントローラーとプロモーターが半々で6~7割だったのが

最近では、サポーターが5~6割、コントローラーは1割程度です。

 

考えられる要因としては、

・コントローラータイプには創業社長が多いと言われ、代替わりで創業者が少なくなっている

・コントローラータイプ≒トップダウンですが、何が正解かわからない時代で社長が強く方向性ややり方を 

 指し示すことができない分、自己主張控えめなサポーターが増えてきている

ことが考えられます。

 

また、製造業の中間管理職を対象にした研修でも、普段から部下の話を聴くことを心がけている人が多く、

コーチング、 能動的傾聴の考え方が企業に浸透したという見方もできます。

 

この10年で社長のあり方や職場のコミュニケーションのスタイルが変化したことを

講演・研修で感じました。