従業員のための経営指針発表会

昨日、ある製造業の経営指針発表会にオブザーバー参加しました。

 

ホテルの宴会場で行われた発表会。

写真を見るとさぞ大きな会社と思われますが、従業員数50名規模です。

 

7年前に代が変わり、業績が低迷し始めた頃、何とかしないといけないということで現社長が最初に工場の食堂で始めたのが経営指針発表会です。

 

発表会にはパート社員含めほぼ全従業員が参加。

工場の稼働を丸一日ストップして実施。午前中は発表会、午後は懇親会です。

 

発表会の主な内容は、

・月次決算表を用いながら前期1年の振り返り

・今期の指針発表(事業戦略、ビジョン、業績目標)

・各課長による前期の良かった点、課題、今期の目標の

の発表

 

まるで株主総会みたいです。

幸いこの会社は5年前から利益が増加、しかも前期は前々期よりも利益倍増。

 

それもあって、最近は食堂をリニューアルしたようですし、

今期は必要なものに投資をしていくということで

社員に「必要なものがあれば何でも言ってほしい」とおっしゃっていました。

 

こういう発表の場があることで、社長や上層部は方向性を確認でき、

何をどうやってやっていくのかを話し合い、コミットメントできます。

また、それを聞いた社員は自分たちはないがしろにさらていない、必要とされていることを実感し

どこへ向かっていくのかがわかるので安心して働けるし、

この社長を信じて一緒に会社を良くしていこうと気持ちになるはずです。

 

経営指針発表会を始めたことで従業員の意識が変わったのは大きいですが

それ以外の変化として、各課長の発表のプレゼンテーションのスキルが高いということ。

年々進歩しているそうです。