コーチングのネガティブイメージ

会社を経営する一人のクライアントからこう言われました。

 

「私がコーチングを受けていたことを誰にも言わないでください」

 

その言葉の真意を尋ねると、

自分が誰かに相談しているとか頼っている風に思われたくないから

ということでした。

 

お話を聴いてコーチングというものが本当はどういうものなのかが

まだまだ一般的に浸透していない証拠だと感じましたし、

クライアントや周りの人に知ってもらう私の努力が足りないと思いました。

 

国内最大のコーチングファームである㈱コーチ・エィの会長 伊藤守氏著書の

『コーチングマネジメント』によると、

コーチングが適しているのは能力が高い人が重要度、難易度の高い仕事をするとき

とあります。

 

実際に私が企業でコーチングを受けて頂く人は

部下を持っていたり組織力をさらに高めていく役割を担う

経営者や中間管理職が5割以上を占めます。

 

アスリートは上に上がれば上がるほどお金をかけて優秀な専任コーチをつけます。

それと同じように国内外のグローバル企業の経営者はコーチをつけています。

 

楽天㈱の三木谷社長は自著『成功の法則92ヶ条』の中で

「会社の内部にいては気づかないこと、耳に痛いことも平気で言ってくれるパートナーほど

 有り難いものはない。自分の考え方や仕事のやり方を客観的に見つめるために、

 いつでもキャッチボールのできる相手を作ろう」

と述べています。

 

・耳に痛いことを平気で言う(フィードバック)

・客観的に見つめる

という2点が肝で、それができない経営者は裸の王様にすぎません。

 

自分が良しと思ってやっていることが実は悪い方向に向かっているとしたら

それは恐ろしいことです。

 

コーチをつけていることは恥ずかしいことではなく

自動車のアシスト機能のように安心して前に進める保険を掛けていると捉えて

堂々と公言していただきたいです。