平均寿命と健康寿命

先日、2015年の日本人の平均寿命が男性80.75歳、女性は86.99歳となり、過去最高を更新し、5年に1度行われる国勢調査に合わせた調査で、前回公表された10年の完全生命表に比べ、男性が1.20歳、女性が0.69歳上回ったことが明らかになりました。

 

厚労省が把握している主要7カ国(G7)などと比べて男女ともに最も高く、2番目は男性がスイスの80.7歳、女性はフランスの85.1歳でした。

では、日本人の健康寿命は幾つでしょうか?

 

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる、つまり自分のことは誰かの手を借りずに自分でできる期間のことです。

 

2013年の調査によると、

男性は平均寿命80.21歳に対し、健康寿命は71.19年。

女性は平均寿命86.61歳に対し、健康寿命は74.21年。

 

ということは、

誰かの手を借りないと生活できない期間が

男性は約9年、女性は約12年もあるということです。

 

最近の60代、70代は若々しく、現役で多方面でご活躍している方が増え、

また年金支給年齢が上がり、若年労働者が減少していることから

シニア世代はますますアクティブに活動されることでしょう。

 

しかしながら、20代前半をピークに老化は確実に進み、

気持ちは若く自分は健康だと思っていても

残念ながら身体にガタが来てしまいます。

 

ただ、要介護者の方でもリハビリなどで使えなかった機能が使えるようになったり、

頭を使えば、記憶力はいくつになっても鍛えられるという最近の研究結果から、

定期的な健康診断や日頃のちょっとした生活習慣を変えることで、

平均寿命と健康寿命の差を埋めていくことが十分可能です。

 

このフィジカルのコラムでは、そんな老化や生活習慣病の予防等について

健康管理士として知識や情報をご紹介していきます。