水泳五輪メダリスト松田選手と久世コーチの28年

中京大学同窓生が年に1回集う賀詞交歓会の第1部講演会に、同窓生である松田選手と28年間松田選手のコーチを務めた久世コーチの講演をお聞きしました。

松田選手が4歳の頃から目標を設定し二人三脚で歩んでこられ、初めて五輪に出場したアテネでは決勝に出たもののメダルは獲れず二人して悔しい思いをし、それを機に考え方を変えたそうです。

幾つか変えたことの中で、私が印象に残った点は選手とコーチの関係性でした。幼少期から親子のように何もわからない選手をティーチング(教える)してきたが、松田選手が大学生になり2度目の五輪を迎える頃には、「どうしたい?」と本人がやりたい気持ちを尊重し‘自らやる’形に変わったとのことです。

アテネの苦い経験を学びに変え、昨年のリオでは専門種目のバタフライには出場できなかったものの、フリーリレーに出場し、北京、ロンドン、リオの三大会で銅メダルを手にすることができました。

 

松田選手と久世コーチの関係を社長と社員、上司と部下に当てはめて考えてみると、社員や部下は年を重ねて経験を積み成長しているのに、社長や上司のマネジメントスタイルが変わらないことがほとんどかと思います。

もしお互いの関係性が機能しなくなったと思ったら、マネジメントスタイルを変えてみるとうまくいくことを、松田選手と久世コーチの関係性からあらためて気づくことができました。