馬の耳に念仏

周りの人からゴルフのお誘いを頂くことが度々あり、

一念発起して昨年10月から週1回のペースで

ゴルフのグループレッスンに9ヶ月通いました。

 

その9ヶ月の間に3回コースに出て、

3回とも散々たる結果に終わりました。

 

本当はそのままグループレッスンに通えばよかったのでしょうが

諸事情で通うことを止めました。

 

それから2ヶ月経ち、秋にゴルフをやる機会がありそうなので

また練習しなければと9月に入ってから

週に1回打ちっぱなしに行くようにしました。

 

先日、一人で7番アイアンで練習をしましたが

ほぼ真っすぐ飛ぶ確率は4割、もう4割は変な方向へ、

残り2割はボールが転がるか低空飛行と

レッスンを受けていた頃よりひどくなっていました。

 

打っては「あ~あ」と首を傾げながら孤軍奮闘していると、

「あのねぇ」と私の後ろの打席で練習していた

白髪の上品な御爺さんが声を掛けてきました。

 

私のあまりの酷さに見かねて

「ゴルフは1000個気を付けるポイントがあるんだけど、

 今日は3つだけ教えてあげる」

とその3つをしゃべり始めました。

 

「ゴルフは教えたがりが多い」

と知人から聞いたことを思い出し、

「ありがとうございます」とお礼の言葉を伝え、

再び一人で打ち始めたのですが、

背後から見られているというのと

上手に打たないとまた個人レッスンが始まってしまうという

プレッシャーから体がガチガチになって

真っすぐ飛ばなくなってしまいました。

 

ゴルフレッスンを受けていたときは

頭で考えすぎていたので

今は体の感覚を大事にするのと

打つことを楽しもうとしていた矢先だったので、

「あのねぇ、両足を閉じてハーフスイングで打ってごらん」

と言われて、素直に受け入れる余裕が持てませんでした。

 

「せっかくなんですが、自由に打たせてもらえませんか?」

とお断りをさせてもらいました。

 

 

この出来事からもわかるように、人に教える場合、

本人が教わりたいという気持ちがなければ

いくら熱心に教えようとも身に付かないどころか

やる気を削いでしまいます。

 

いくら教えても上達しないという部下や後輩がいたら、

指導方法を一緒に考えて、その人のやりたい方法で

技術習得をしてみてはいかがでしょうか。