研修でのベテラン社員の影響力

弊社が行っている社員研修は最大6名のグループコーチングで行うことが多く、

全員一緒に現場を離れられない接客業や製造業などでは

実施しやすく且つ少数だからこその参加者同士の対話も深まり

研修を提供する側にとっても受ける側にとってもお得です。

 

ある事業所の社員20名の研修を4つのグループに分けて

1日1グループずつ同じテキストでグループコーチングを

行う機会がありました。

 

毎回同じ質問をしたわけですが、意見や考えが毎回違ったり

研修の場の空気もグループのメンバーによってガラッと変わったりもしました。

 

片や重苦しい空気で発言が少なく一切メモを取らない、

片や笑い声が多く意見が活発に出て熱心にメモを取る、といった感じです。

 

面白いのはどちらにも共通しているのがムードメーカーの存在です。

ネガティブなムードもポジティブなムードもベテラン社員が

作り出しているということです。

 

ベテラン社員に従う=職場での自分の立場を守る

 

これは組織に属している人のサバイバルシステムであり組織の慣性です。

 

実際にネガティブなムードになったグループコーチングに参加した新人さんは

別日の研修室から笑い声を聞いて

「私もこのグループで研修を受けたかった」とのことでした。

 

仕事状況や職場の環境が同じでも捉え方一つで正反対になるものです。

 

どちらが学びが多いかは私が言うまでもありませんね。